フランキンセンス フランキンセンス (Oman, Somaliland, Ethiopia)

Location:
Oman, Somaliland, Ethiopia

なぜオーマン、ソマリア、エチオピアなのでしょうか?

ドテラ社のフランキンセンスオイルは、ボスウェリアカルテリー、ボスウェリアパピリフェラ、ボスウェリアフレリアナ、ボスウェリアサクラの4種類のフランキンセンス樹脂から抽出されたオイルを独自にブレンドしたものです。各フランキンセンスの木は、異なった環境と土壌で成長しました。例えば、ボスウェリアカルテリーの木は砂地で最もよく成長し、ボスウェリアフレリアナの木は乾燥した岩場で最もよく成長します。ボスウェリアフレリアナの木は、ボスウェリア種の中で最も大きな樹脂を生成します。私たちはそれぞれのボスウェリアの木が最もよく成長する地域から樹脂を収穫しています。

フランキンセンス

フランキンセンス Boswellia carterii, sacra, papyrifera, and frereana

「エッセンシャルオイルの王様」と呼ばれるフランキンセンスの香りは、幸福感やリラックス、満ち足りた心をもたらし、いきいきとした毎日に導きます。

特長と過程

フランキンセンスは、古代からエジプト人、アッシリア人、ペルシャ人、マケドニア人、およびクシテス族に価値のある商品として貿易で取引されていました。これらの貴重な樹脂の取引は、世界で最古のグローバルサプライチェーンと認識されています。 エッセンシャルオイルは、フランキンセンスの木の樹脂から抽出されています。これらの樹脂は、蒸留前に慎重に洗浄され、そのサイズと色によって整理されます。この作業は通常、女性によって行われています。 ソマリランドでは、フランキンセンスはカルマドウ山脈にあるサナアグ地方から調達されています。ソマリランドの人口の約3分の1がこの地域に住んでおり、フランキンセンスの収穫が主な仕事です。木は何世代に渡って受け継がれ、各部族により、収穫者は決まった地域で収穫の権利を持っています。 通常、樹脂は収穫され、店主に販売され(その後、仲買人や事業者に販売されます)、最終的に輸出用の港に到着します。残念なことに、このシステムは多くの場合収穫者を不利な立場にします。収穫者の仕事は、最も労力を必要とする仕事ですが、その仕事量に対して最も低い賃金が支払われています。しかし、ドテラ社は、フランキンセンスの樹脂の収穫者と直接提携を結びます。主に女性によってこれらの樹脂は収穫されます。ドテラ社はそれらを収集、分別、保管するために、山々に倉庫を建設する資金を提供しました。これは、人里離れた地域で雇用の機会を生み出しました。これらの倉庫は協同組合として機能し、収穫業者と店主によるネットワークで構成されています。そうすることで、サプライチェーンに参加している生産者に対し、より透明性があり、公平で安全な雇用の機会を提供することが可能となりました。

公平かつ期限通りの支払いと、環境を守る生産手法

コ・インパクト事業によって、ドテラ社のフランキンセンスの樹脂は仲買人を皮さず、フランキンセンスの収穫者と直接提携を結びます。また、収穫者に公正な賃金を期限内に支払います(食料および現金の前払いも含む)。この提携は、フランキンセンスの収穫者に安定した収入をもたらしました。 さらに、ドテラ社は、フランキンセンスの木を保護するための研究と持続可能な生産への取り組みに対するサポートを行っていることに誇りを持っています。フランキンセンス樹脂を長年に渡り過度な収穫を行うと、木に多くの切り込みや、深い切り込みができてしまいます。しかし、私たちが支援している研究や事業は、フランキンセンスの樹木と生態系を守り、その地域の生活を継続して支援することを目的としています。

ヒーリングハンズ

doTERRAヒーリングハンズ財団(HHF)は、ソマリランドのウルウェインにある、子供たちに教育を提供することを目標に掲げた複数の部族の指導者の活動を支援しています。HHFは、7歳から12歳の男女のために学校を建設する費用を寄付しました。そして、 16の村にいる約120人の子ども達が学校に行けるようになりました。さらに4つの教室を建設し、他の地域に住む100人以上の生徒もこの学校で教育を受けられるようになりました。 災害に対するサポートです。2017年にソマリランドで深刻な干ばつが発生した際に、多くの家畜が死に作物も不作であったため、国の人口の半分である600万人以上のソマリア人が困難な状況に直面しました。 ドテラは、緊急の干ばつ救援費として150万ドル(一億5千万円)以上を提供し、干ばつの影響を最も受けた32の村で生活している4,000以上の家族のために、食料や物資を速やかに提供しました。さらに、HHFが以前に建設した2つ​​の学校は、この危機の間、干ばつ救済センターとして機能しました。 最近では、HHFはサナアグ専門病院の開発と建設に300万ドル(3億円)以上を寄付しました。2020年初頭に完成する予定で、ソマリランドの未開発地域であるサナアグで最初の病院となります。この地域では専門医による医療が提供されていないため、地域の人々は医療を受けるために非常に長い距離を旅しなければいけません。しかし、この新しい病院は、ソマリランドの樹脂を収穫する地域の中心に位置し,この地域に住む何万人もの人々に医療を提供することが可能となります。 また、HHFは、エチオピアの収穫地域が、キレイな水を得ることができるよう、必要な資金を提供しサポートしています。これは、収穫地域にとって迅速に対応しなければいけない課題です。

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